カテゴリー: コラム

  • 長時間のドライブも飽きさせないリアモニター

    今やファミリーカーの必需品ともいえるリアモニター。
    これから、車にリアモニターをつけようとしたときには、どのようなモデルを選ぶといいのでしょうか。
    リアモニターのトレンドから選ぶ際のポイントについて紹介します。

    リアモニターとは

    車の天井やヘッドレストに取り付けて使用できるモニターです。見やすい位置や角度に設置でき、DVDやスマホの画面を映すことができます。
    後部座席にリアモニターを取り付けることで、子どもが退屈防止、ぐずり防止に役立つでしょう。

    リアモニターのタイプ

    リアモニターは2種類に大別できます。1つが天井吊り下げ型(フリップダウン型)、もう1つがヘッドレスト取り付け型です。
    天井吊り下げ型は、取り付けられるモデルが限られてきます。あらかじめ車に適合するモデルがあるか確認しておきましょう。
    取り付けられない場合は、ヘッドレスト取り付け型になります。

    リアモニターの選び方

    HDMI対応機器であるか

    HDMI対応機器であればスマートフォンやパソコンをつないでYouTubeや動画配信サイトの映像を映せます。
    後部座席でもアニメや映画が見られるので、子どもも飽きずに楽しめるでしょう。

    車内の広さにあった大きさを選ぶ

    リアモニターの大きさは、車内の広さにあったものにしましょう。軽自動車や小型車で使うなら10インチ程度、普通車なら11インチ以上がおすすめです。
    ヘッドレスト取り付け型の場合、人とモニターの距離が近いので大きすぎる画面だと疲れやすくなるので注意しましょう。

    解像度や光の反射、視野角

    画質にこだわりたいならHD画質のモデルを選ぶといいでしょう。例えば「HD1280×800」と表記されていたら、横1280ドット、縦800ドットということで、数字が大きいほど高解像度となります。

    DVDプレイヤー内臓

    リアモニターは、カーナビとリアモニターを端子で接続して映像を出すタイプと、モニター自体がDVDプレイヤーを内蔵したタイプがあります。
    DVDプレイヤー付きの場合、カーナビのDVD機能を使わず視聴できます。前席はカーナビ、後席はDVDという使い分けができるので、カーナビが必要な場合おすすめです。

    リアモニターの取り付け方法

    天井吊り下げ型はディーラー店や車用品販売店などで、工賃を支払って取り付けてもらうことになります。
    取り付けの工賃は10,000~50,000円ほどのところが多いようです。
    ヘッドレスト取り付け型の場合、取り付けパーツがあれば簡単に行えるので、自分で取り付けることも可能です。
    お店に依頼する場合は10,000~30,000円ほどになります。

  • ジュニアシートは何歳から?

    かわいいわが子とドライブするのは、とても楽しいですよね。
    ただし、6歳未満の子どもを車に乗せる場合、交通事故に備えてジュニアシートの使用が義務づけられています。
    子どもは、大人が使うシートベルトでは体を守ることができません。
    交通事故の被害から守るため、平成12年4月1日から6歳未満の子どもにジュニアシートの使用が義務づけられました。

    ジュニアシートは3歳以降から

    一般的に3歳頃まで使用するのがチャイルドシートで、3歳以降に使うのがジュニアシートです。
    3歳以降というのは目安で、子どもの成長によって利用開始する時期が異なります。
    ジュニアシートは車のシートベルトを利用して体を固定するので、安全な位置でシートベルトがかけられるかがポイントになります。

    ジュニアシートはいつまで?

    道路交通法では6歳未満の子どもを乗せる際、ジュニアシートといった乗員保護装置の利用が義務づけています。
    6歳未満の子どもを乗せるのにジュニアシート、チャイルドシートを使わなかった場合、交通違反となり違反点数1点(反則金なし)です。
    6歳以降になればジュニアシートは使わなくていいのかと思うかもしれませんが、法律上は問題ありません。
    しかし、安全面を考えると子どもの身長が140cmを超えるまでは使ったほうがいいでしょう。
    自動車のシートベルトは140cm以上ある人を想定して設計されています。身長が低すぎるシートベルトで適切に固定できません。
    成長に合わせて使うようにするといいでしょう。

    ジュニアシートの使用義務が免除されるのはどのような場合?

    以下の場合に使用義務が免除されます。

    1. シートの構造上、ジュニアシートが固定できない
    2. 搭乗人数が多いため、子ども全員にジュニアシートを使用すると搭乗できない
    3. 子どものケガや病気などで、ジュニアシートをつけられないとき
    4. バスやタクシーなどに乗るとき
    5. 著しい肥満などでジュニアシートが利用できないとき
    6. ケガをした子どもを病院へ連れていくとき
    7. 運転手が規定による許可を受けて、目的のために乗車させる場合

    ジュニアシートの使用状況

    2018年に警察庁とJAFが合同で調査したところ、66.2%と3人に1人が不使用というのが現状です。
    また、子どもの年齢が上がるについて使用率が低くなっています。
    子どもが嫌がり、少しの間だけと油断するケースが多いようです。ジュニアシートは使用義務が免除される場合もありますが、免除が該当しないケースと混同している場合があります。
    例えば、知人の車に乗せてもらう場合、ジュニアシートは必要です。交通事故が起きた場合、子どもが危険にさらされることに変わりがないからです。
    そのような場合は運転手の責任になりますので、ジュニアシートを持参して乗せてもらったほうがいいでしょう。

    ジュニアシートは6歳まで使用義務があります。発達段階に応じて適切なジュニアシートを選び、取り返しのつかない事態にならないようドライブを楽しみましょう。

  • 子どもが車酔いする原因とは

    小さなお子さんを乗せていると、起こりやすいのが車酔い。
    基本的に子どもは大人より車酔いしやすく、子どもの年齢と脳の発達が大きく関係しているといわれています。
    今回は子どもの車酔い対策について紹介します。

    子どもが車酔いする原因

    子どもが車酔いしやすいのは、車の揺れになれていないことと、前庭小脳の発達が未熟であることが挙げられます。

    揺れやスピードに慣れていない

    車に乗り慣れていないと、車の揺れやスピードを予知できません。
    耳の奥にある三半規管と目から入ってくる情報にズレが生まれ、平衡感覚と自律神経が乱れて車酔いが起こります。
    揺れに慣れる方法として、ブランコやシーソーで遊ぶと効果的です。

    過去の車酔いの経験から

    車酔いはメンタルにも関係してきます。
    過去に車酔いしていると、その経験から「また車酔いする」と不安になり車酔いとなります。

    車酔いやすい行動とは

    子どもは車の中で動き回ったり、後ろ向きに座ったりと車酔いしやすい体勢を取りがちです。
    安全も考えてチャイルドシートに座らせましょう。
    また、テレビやスマホ、タブレットなども車酔いの原因になります。
    車酔いしやすいお子さんであれば、避けておいたほうがいいでしょう。

    車酔いを防ぐには

    車酔いを防ぐには、スピードや揺れに慣れることが大切です。
    同時に平衡感覚やバランス感覚を鍛えるために三半規管を鍛えましょう。

    メンタルが大きく左右する

    車に乗っていて酔うかもしれないと思うことで、車酔いが誘発されます。
    車酔いに対する不安感から生じやすくなるので、酔い止め薬を飲ませてあげて、安心させることが大切です。
    また、人見知りなど緊張気味でも自律神経の乱れにより酔いやすくなります。
    同年代のお友だちや大人たちのふれあいを増やすことも、車酔いを防ぐのに期待できます。

    遊びを通して車酔いを克服する

    ブランコやシーソー、滑り台は揺れやスピードになれるために有効な遊びです。
    揺れやスピードを感じることで、車酔いのトレーニングとなります。
    遊びに取り入れてみましょう。
    日常生活の中でいろいろな体の動きを体験させていくことで、車酔いになりにくくなります。

  • あると便利なスライドドア

    ファミリーカーとしてミニバンは人気車種です。ミニバンが支持される理由としては、室内空間の広さと運転のしやすさが挙げられます。
    そしてスライドドアも大きなメリットです。
    近年、両側スライドドアに電動開閉のパワースライドと機能が充実しています。
    リモコンでの開閉やドアが閉まり切る前にロックする予約ロック機能も登場しました。

    スライドドアのメリット

    開け閉めに必要なスペースが小さいので、子どもの乗り降りでドアパンチをしてしまうというリスクがありません。
    そして、開口部が広いのでチャイルドシートが乗せやすくなっています。
    一般的なヒンジドアだと、子どもの乗り降りやチャイルドシートを乗せる場合、大きく開く必要があるので、スペースが必要です。
    隣に車がの停まっている場合はかなり気を使います。
    子どもが自分でドアを開き閉めできるようになると、思いっきり開いてドアパンチしてしまうとかもしれません。
    また、閉めるのにある程度、勢いが必要なので指を挟むリスクもありますが、スライドドアならそんな心配は無用です。

    スライドドアのデメリット

    手動スライドドアは子どもの力だと開閉に力がいるので重く感じてしまうかもしれません。勢いよく閉めないと半ドアになってしまうデメリットもあります。
    力が不要な電動式のスライドドアはボタン一つで開閉できて便利ですが、開閉に時間がかかってしまいます。
    開閉部が大きくなるデメリットもあり、車体の微振動が大きくなる傾向です。舗装路では大きな問題はありませんが、小さなでこぼこのある道だと車体自体が震える微振動を起こしやすくなります。
    メーカーも対策をしていますが、スライドドアは構造上、ある程度は避けられません。
    スライドドアをあえて重くし、パワースライドで開閉することで対策している車種もあります。

    子どもの乗り降りや荷物の積み下ろしがラクになるので、子育て中にスライドドアがあると大変便利です。
    スライドドアは必須とはいえませんが、あるとないとでは大きな違いがあります。