子供のおもちゃを選ぶときは、まずはケガや誤飲防止のため口に入れても安心なものを選びます。また、子供は思っているよりも成長スピードが速く、車のおもちゃも成長に合わせて選んであげたいところ。ここでは、子供の成長に合わせたおもちゃ選びについて紹介しています。
0~3カ月
この時期の子供は、視覚よりも聴覚に頼って生活しているため、音に敏感です。そのため優しい音のするような木製のガラガラやオルゴールなどがおすすめです。2か月くらいになり徐々に動くものを目で追うようになってきたら、赤ちゃんが握ってもけがをしない車のおもちゃを準備するといいでしょう。選ぶポイントは持ったときに軽くて、握りやすいものやなめても大丈夫なもので、角が丸くて柔らかいものを選びます。
3~6カ月
この時期になるとお座りができるようになります。それと同時に自分の手で自由にものをつかんで動かすことを覚えるのもこの時期特有の行動です。この時期は、興味があるものをつかんだり、投げたりして感覚を育てて行く時期です。この時期の赤ちゃんは、積み上げた積み木をくずすと喜んだり、まっすぐ進むだけのシンプルな車のおもちゃを好んだりします。また、なんでも口に入れようとするため、おもちゃを選ぶときは口に入れても安全なおもちゃを選ぶようにしましょう。
6~12月
この時期になると運動能力が発達しだす時期のため、動くおもちゃを追いかけたり、転がるボールをつかもうとしたりします。ただ、まだ指を上手に動かせないため単純な動きで遊ぶことができる車のおもちゃを選んであげましょう。
12~18か月
この時期になると赤ちゃんは自力で歩行するようになります。そのため行動範囲が広がることに。歩いていろいろなところへ行きたがるため、つかまりたちができるようになったら、押し車タイプの車のおもちゃを準備してあげましょう。このころから足でけって動かすタイプの車や乗りものや屋上に置くタイプの滑り台でも遊べるようになるため、事故を防止するために目を離さないようにしましょう。また、自分で上手に積み木を積み上げるようになるのもこれくらいの歳です。積み木はサイズがそろっていて積み上げやすいものを用意しましょう。
まとめ
車のおもちゃ選びでは、安全性が高いものを選びます。これは赤ちゃんがどんなものでも口に入れようとするからです。また、おもちゃの大きさは、赤ちゃんが飲み込めない大きさのものを選ぶようにします。(例えば赤ちゃんの握りこぶしより大きいもの)安全性を見極める基準としてST基準という規格があります。ST基準は以下の通りです。
- おもちゃがけがをしない形状かどうか
- 口に入れてしまう大きさではないか
- 燃えやすい材料が使われていないか
- 材料に有害な物質が使われていないか
です。これ等の基準をクリア―したおもちゃならば安心して使うことが可能です。また車のおもちゃを買う前にST基準をクリアしているか確認してから購入しましょう。