女性に大人気のスズキの軽自動車「ラパン」
大盛況の軽自動車市場ですが、どうしても弱点になってくるのがデザイン性の低さです。
もともと軽自動車は普通乗用車に比べて車体が小さく軽めに作られているので、どうしても見た目が貧弱になってしまいます。
しかしそんな中で軽自動車らしい小さなボディをそのまま生かした優れたデザインの自動車も登場してきています。
ここ最近発売された軽自動車の中でも特にデザイン面での支持が高いのがスズキの「ラパン」です。
ラパンはスズキを代表する車種となっており、優れた機能性とかわいらしい外観で軽自動車売り上げランキングトップ10に食い込む勢いを見せています。
外装だけでなく女性にとって使いやすい仕様を随所に盛り込んでいるというところも大きなポイントとなっており、車内の多くにある収納や、UVカットガラス、さらにエアコンから弱酸性のナノイーが出されているという気の利きようです。
女性に運転しやすいシート高やハンドルになっているので、初めて軽自動車を持つ女性からの支持も大変厚くなっています。
気に入って乗ることができる一台
女性からの厚い支持を受ける一方で、今一つ男性ユーザーからは不人気となっているのもラパンです。
これは女性向けの内装をしていることから、体格の良い男性にとっては運転席が狭く感じられることがあり走り始めの加速がややもっさりしているところに機能的な不満を感じやすいようです。
走行性能は決して他車種と比べて悪いわけではなく、かつ燃費性能もよいのですが加速面や足元は弱さがあるので走りやすさを求める人にとっては今一つという感じがしてしまうのかもしれません。
しかしラパンは軽自動車にしては珍しい12色のカラーバリエーションがあり、かつ本体価格も100万円くらいから買えるというお手頃感があります。
気に入って長く乗ることができるのがラパンの特長なので、好きなように車内を装飾したりして自分なりの空間を楽しみたいという人におすすめとなります。